厚生年金基金は、企業年金制度の一つで、厚生年金(厚生年金保険)の「上乗せ部分」です。
いわゆる3階建ての年金構造のうち、1階部分は国民年金(基礎年金)、次の2階部分が厚生年金、そこから更に上乗せしたたものが「厚生年金基金」です。
一般に言う厚生年金とは異なり、加入は義務ではないため、企業により有無が分かれます。
受給資格
厚生年金基金では1ヶ月以上の加入で受給資格(基本年金部分)を得ることができ、以降は3年、10年の区切りで受給内容が変わります。
また、加入期間3年以上10年未満で途中脱退した場合は、次に就職する他の企業年金制度へ退職一時金相当の金額を移管することもできます。
年金記録問題
厚生年金基金は私的年金であり、また、給与から天引きして支払われることから、加入していたという自覚がないケースが多く、それにより将来問題が発生する可能性があります。例えば、定年退職や中途退職したが、加入していた自覚がない等で現住所が正確に届けられていない場合は、いわゆる「宙に浮いた年金記録」になってしまう可能性があります。
厚生年金基金の加入記録については、事業主体である「企業年金連合会」で照会が可能となっています。 |